福聚寺について

京都府福知山市拝師にある臨済宗南禅寺派の寺院

山号は大慈山

御本尊は延命地蔵菩薩立像

境内には観音堂があり、秘仏の如意輪観世音菩薩像を祀る 

—約300年前から酉年の年だけ御開帳が行われています—

当寺如意輪観世音は霊験まことに顕著にして崇敬する所たり。往古庄家平太夫と言う者、この観音様を 丹波西国の札所に移した際、火災に遭い、又疫病が大いに流行しました。この年より、毎年1月17日、檀信徒悉く、参籠して徹夜し、お日待なり。此時、大いなる鏡餅を供進し、暁天を待って之を切り福棒と共に区内各戸に配ったといいます。


—歴史—

天正12年(1587年)南禅寺塔頭天授庵に桂嶽芳公首座禅師があって、元々は真正庵と名付け創建


慶長3年(1598年)長安寺第2世閑翁和尚を請うて開山とする


寛文9年(1669年)福知山拝師に殿宇を移す


天和2年(1682年)長安寺第9世玉叟和尚が当時の住民の懇願もあり真正庵を大慈山 福聚寺と改める


文政年間(1820年頃)殿宇焼失


天保10年(1839年)第19世聞渓宗説主座禅師により再建される


住職の自己紹介

大紫磨 寿紀(おおしま じゅき)

1972年12月 兵庫県生まれ

好きなこと スノボ

2015年7月より福聚寺住職



臨済宗南禅寺派 別格地 長安寺